子育てでついつい子供に向かっていろいろ言ってしまう人
子供が心配だから・・・って気持ちはよくわかります。
ただ、その言う事、行為が自分のストレス発散になってない?
子供は自分の物だと思っていない?
子供の為!って思っているけど、それって本当に子供の為になっているの?
ついつい言い過ぎていしまう人は、私の思いをわかって欲しい、をやっている人なんです。
私の思いって?・・・子供の為に、あなたの為にあなたが苦労しない様に…と言うけど
それって本当にあなたがわかって欲しい事?
本当にわかって欲しい事は、あなたの子供がニートになって仕事せずに親の私が面倒見なければいけなくなった時に、親の私が苦労するじゃない!って言う怒りをわかって欲しいのでは?!
西風の親も80歳を過ぎてもなお、50歳過ぎた大の大人に向かって事細かく色々言ってくる
その言われる一言一言が「イラッ」とするのだよね
あなたが本当にわかって欲しい事は、子供はわかっているので子供がイライラしてしまうのですよ。子供はそれくらいの責任を自分で負うので、もし子供がわかっていないのであれば、子供に本音を言う事です。
「子供のあなたがニートになったら私たち親は面倒見ずに見捨てるので、あなたの人生はあなたが責任をもって生きて行くのだよ」と伝えてあげる事ですね。
幼稚園や小学生の子供でも同じ事です。
子供を信用して「〇〇をしなさい!」って命令調にせずに、「〇〇をやるとこんな良い事があるのだよ」「〇〇できると、こんな事もわかる様になるんだよね〜」と、同調してあげる事なんです。
ここをちゃんと話し合わないと、親も子供もお互いの気持ちが分かり合えずに、お互いがモヤモヤしてイライラしてぶつかり合ってしまいます。
ぶつかり合って、親のあなたは、ずっと「イライラ」して子供を怒りっぱなし。子供はずっと親のあなたのことを無視するのか?ずっと喧嘩状態になります。
何!この成績!何でこれが出来ないの!って怒ってしまう
子供は、「うるせーな!」で終わらせる
親の自分たちもやってきた事では?!
蛙の子は蛙
蛙の子は蛙、と言われてムカっとした人は、あなたは優越感が強い人、権力が欲しいと思っている人なんだろうね。
カエルが悪いわけではなくて、蛙は蛙なんだよね、人間はどうやっても人間なんだよ。まず、自分をしっかりと受け入れて認めると言う事ができる様になる事なんだよ。
この前提をわかってもらった上で・・・
蛙の子は蛙、蛙の子がトンビにならないのだよね
蛙の子に無理をさせても、がんばらせても空を飛ぶ事は出来ないのだよ・・・
だから、親が蛙の子を頑張れば空飛べるから!だから頑張りなさい!!!ってあなたの考え方や価値観を押し付けているのと同じことを、子供に向かって言っているのと同じ事なんだよね。
「親のエゴの押し付け」→「家庭内鬱の製造機」・・・これをやり続けると子供は自分のやりたい事が見つけられなくなり、人生を棒に振ってしまう。親の言う事が正解になり、自分で選択できなくなってしまう。
こうやって、子供は無感情になっていき、鬱の様な状態を継続させてしまうのだよ。子供は無意識の内に感情を殺してしまう様になって行くのだよ。こうならない様に、子供が子供らしく生きていける様に親のあなたが変わる必要があります。
あなたはどうしたい?
西風はカウンセリングで話を聴く時に、よくこんな質問をします。
「あなたはどうしたい?」
この質問をして、過干渉の親だったり、過保護だったりする子供は、この質問の答えを答えられないのだよね。
なぜなら、この様な過干渉の親だったり、過保護にされて育っていくと、親の意見が必要になってしまう。親の意見を聞いて親の意見を参考にしながら自分の意見を見つけて行く様に躾けられているから。
自分の意見を言える子供にしたい
こんな子供にしない為には、親のあなたは、子供の言う事を「うんうん、そうなんだね」と受け止めてあげる事。そして、その後は、「それであなたはどうしたい?」と言う質問を聞いてあげるだけで、自分のやりたい事を見つける子供になって行きます。
*あなたが親に言われたり、されてして嫌だった事
1:勉強しろと言われた
2:志望校を勝手に決められた
3:生成器が悪いと不機嫌になる
4:自分の部屋や自分の物を勝ってに見られたり探られたりした
その他:宿題を確認される、過度な期待を求められる、成績が悪いと手が出て来た、褒めてくれない、認めてくれない、なんでも否定される
・とにかく成績を気にされた
100点じゃないの?!
学校の順位が1番じゃないの?!
100点取るまで頑張れ
死ぬ気でやれ
・将来を決めつける
あなたは○○大学に入りなさい
大企業に就職しないとダメ
良い大学出て良い会社に就職しろ
・世間体を気にする
旧帝大じゃないと大学じゃないからダメ
こんな大学ならお金を出さない
これが出来ないのはうちの子じゃない
・人格否定
あなたみたいな子を産まなければ良かった
字が汚い、こんなのは字じゃない
私はここまで出来るのに、私の子供であるあなたは何故出来ないの?!
*子育て、やりすぎパターン
1:子供を自分の物、自分の作品の様に感じている
・・・私が大学に入れなかったから、私の思いを継いでほしい
2:親戚、知人、兄妹などと比較してしまい焦って責めてしまう
・・・親族は○○大学に入っているので、あなたも・・・
3:環境に巻き込まれて不安になる、取り残された感が出てくる
・・・周りは中学受験の波が・・・うちの子は・・・取り残された感じ
*子供が親に言われて嬉しかった言葉
1:何も言われない(信用されている信頼感を感じる、責任感を感じる)
2:成績が上がったら「よく頑張ったね」
3:いつも頑張っているね
いつもあなたの見方だから、あなたはあなたらしく生きれば良いの
親のあなたも、自分の親からこんな言葉を欲しかったのではありませんか?
”躾”と”押し付け”を勘違いしない
親のあなたは、子供に対して「躾(しつけ)」をしています、と言いますよね。でも、子供の視点から親の意見を聞くと「押し付け(おしつけ)」にしか聞こえないのです。ただただ「お」が余分に付いているのですよね。この「お」を相手に押し付けない事です。
本当の親の躾とは・・・子育てで大切な躾かたがあります。
子育てで大切な躾・・・それは、親の自分自身が幸せになって子供に魅せてあげる事が大切な教育であり躾になります。
親が不幸だから子供には幸せになって欲しい・・・と言う思いは親のあなたの押し付けなんですよね。
やり過ぎ教育が長期間続いて行くと、親が決めた目標の達成だけに関心が向いて行き、子供は創造力、想像力、共感力、意志決定力、決断力、が乏しくなる。→幸せになる力が減って行くのです。
子供を幸せにしてあげたいのであれば、子供を自分の思う様な「コントロールしたい!!と言う気持ちは押さえ込んで、黙って信じて見守る事です。
そして、コントロールしたい!と言う思いを抑え込まなくても良い様になる自分になるには、親のあなたがカウンセリングを受けて”自分を知る事”、”自分の価値観を変える事”が自分を変えるキッカケになっていきます。
ここまでこのブログの内容を読んだあなたは、変わる要素がしっかりあると言う事です。
まずは、騙されたと思って、西風のところにカウンセリングで話しに来てくださいね。
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