般若心経 無色声香味触法(むしきしょうこうみそくほう)

坐禅・禅・瞑想

この投稿に続いて、今回は「無色声香味触法(むしきしょうこうみそくほう)」

「無眼耳鼻舌身意」は各器官のことを指していて、「無色声香味触法(むしきしょうこうみそくほう)」は器官の機能の事を指しています。

「無色声香味触法(むしきしょうこうみそくほう)」色は赤や青など色のことを指して、声は音の事を指して、香りは匂いの事、味は味覚の事、触は肌触りの事を指しています。

それぞれの機能は各器官から情報が入ってきて、目から入った情報が色を感じる機能が働いて、脳の中で赤色が目から入ってきて、赤色の色合いを感じ取って、脳が赤色と認識、判断する。

それぞれの器官が機能を果たして、認識、判断するという事。

ただそれだけの事である、という事を言っていて。

この器官、機能にはなにか意味があるものでも無く、赤色は赤、「只の赤」という事である。

赤色を見て、信号機を思い出したり、梅干しを思い出すのは、あなたの過去を連れ出していると言う事なのです。

この過去や未来を思考の中で連れ出すから、心が乱れるのです。

「無色声香味触法(むしきしょうこうみそくほう)」は只の機能を指しているだけの事、この法、この意味以外は何も無いという事をわかった時に、禅の世界が開けて来るのだという事ですね。

難しく考えないでも良いので、只それだけの事を頭で理解せずに、心がわかるという事なのです。

心がわかるという事は、赤ちゃんが色を認識して、赤いものを指さして、これが欲しい!と行動におこす事と同じなのですね。
赤ちゃんは、目で赤を見て、赤だと認識して、赤がわかったから、直ぐに行動しただけです、赤を認識して行動以外に何も無い、余計な思いや欲など何も無いという事です。

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