モロー反射とは

発達障害・心と身体のつながり

モロー反射とは

生まれたときから備わっている原始反射で、恐怖麻痺反射もモロー反射も根本的には不安や恐怖から出てきている身体の反射と言う事です。

産まれて間もない赤ん坊は、ちょっとした刺激にとても敏感で、抱き上げる時の手の温度とか、寝かしつける場所の硬さとか、部屋の光とか、子供の五感に入ってくる刺激が、子供にとっては不安になったり、恐怖に繋がったりして、身体を動かして反応したり、泣いて訴えたりする状態になって、身体の反応を継続してしまうということに繋がっていきます。

成長過程で反応が統合される事がありますが、統合されずに不安感や恐怖感が大きくなると、身体が固まって行くことが怖いので自分自身が動いて不安感や恐怖感を紛らわせようとする傾向がある、ということです。

例えば、3〜4歳でじっとしていられない子供になっている時は、心の不安感を減らす為に、みずから動いて不安感を消している事もあるので、親としては不安を減らしてあげる為に、身体を擦ってみたり、部屋の明るさを変えてみたり、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚など、子供の五感に働きかけて子供が心地良い感じがあると思いますので、心地いい感じの環境を探して上げて、心地良い環境を作って上げる事です、そして、心地いい環境の中で、ギュッと抱きしめてあげるなど、子供が安心できる様に寄り添っていく事で、反応が少しずつ緩和して行って、身体と心が統合に繋がっていくようになります。
親としては、多くの観察、気付きが必要になりますよね。

大人になって、じっとする事が苦手な人は、モロー反射が身体に残っているのかもしれません。

人間に元々備わっている反射ですから、多かれ少なかれ皆さんが持っているものです。
この内容を見て、自分にも在るな・・・と気が付いて欲しいと言う事では無くて
モロー反射が大きく残っててしんどいな・・・と感じる人は、この統合ワークを行うことで少しでも楽になってもらえればいいかなと思います。

恐怖麻痺反射もモロー反射も、根本的には不安や恐怖が身体の反応として出てくる状態ですから、大人の統合ワークは、自分の心地いいワークを見つけていったり、苦手な部分を少しずつ改善に繋げて行くことで、心と身体が統合していくワークになります。

統合ワークに興味がある人、統合ワークを受けてみたい人は西風も統合ワークを行っていますので、気軽にお問い合せくださいね。

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