外部機関であるカウンセラーに相談するとき、
「敷居が高くてなんだか病気の人が受けるイメージがあるのですよね・・・だから、なかなかカウンセラーに連絡する事ができなくて・・・」
そんな声をよく聞きます。
では、どんな時にカウンセラーに相談すると良いのか?!
まずは、下の図をご覧ください。

この図にある、1〜8のストレス要因に当てはまる事が起きた時は、まず、カウンセラーに相談することをお勧めします。
では、なぜこの要因が起きた時に相談すると良いのか?ですが、人間の心はストレスが発生すると、無意識に脳が負担を感じない様に鈍感になっていくのです。鈍感になって知らない内に心に余裕が無くなって行き思考がいつもと違う感じになって行きます。これが「うつ状態」に近い状態です。
そこで、相談をする事で頭の中に無意識に残っている負担・ストレスが口から言葉になって出ていくのですよね、口から出ていく事で人間は閉じてた心の蓋を開いて自己開示する事で、心の錘が外れて心が軽くなってストレスが軽減していくのです。
また、ストレスホルモンには、下垂体前葉ホルモンである副腎皮質刺激ホルモンやプロラクチン、下垂体後葉ホルモンであるバソプレシンやオキシトシン、そして副腎皮質から分泌されるコルチゾールやレニン、副腎髄質から分泌されるアドレナリンやノルアドレナリンなどがあります。これらの炎症ホルモンが分泌されると、心が鬱っぽくなることがあります。逆に、ポジティブなホルモンを分泌させるためには、「幸せホルモン」と呼ばれるホルモンの分泌が重要です。
「オキシトシン」、「セロトニン」、「ドーパミン」は「幸せホルモン」として知られています。特に「オキシトシン」が分泌されることで、「セロトニン」や「ドーパミン」の分泌も促進され、相互作用によってストレスが緩和されるとされています。この幸せホルモンを分泌させるためには、ストレス解消法を行うのが最適です。
さらに、ヨガや座禅などの呼吸法も有効です。鼻から息を吸うことで脳下垂体が冷やされ、通常のホルモン分泌を促す効果があります。ヨガや座禅を通じて息を吸ったり吐いたりすることで、脳を通常の状態に戻すことが実証されています。
ですから、この1〜8の要因が発生した時には、まず、カウンセラーに予約をして話すだけでもストレスが溜まりにくい生活を続ける事ができる様になりますから、カウンセラーに相談する時の参考にしてみてくださいね。
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